昔は日本中にあった棚田ですが、今日(こんにち)これほど小さな田んぼが集積(1004枚)している稀有な棚田が白米千枚田(しろよねせんまいだ)です。この棚田は、先人が限られた土地を活かした米づくりへの執念と労苦を偲ばせてくれる日本農業の聖地です。また、棚田が日本海へと続く美しい景観は地元の誇りであり、能登を代表する観光資源となっております。
白米千枚田は、田んぼが小さいが故に機械化できず、大変な労苦と手間ひま掛かる耕作によって守られてきましたが、田んぼを日々耕作管理している田守(たもり)の組織・白米千枚田愛耕会のメンバーも高齢化が進み、一年一年耕作が厳しくなりつつある深刻な問題を抱えています。輪島市ではこの難題を解決するために、まず、遠くにある農機具庫と、作業の疲れを癒せる休憩施設を整備します。
ふるさとチョイス『輪島ふるさと納税』▼ 世界農業遺産・国指定文化財(名勝)「白米千枚田」を後世に遺したい!