鳳来山公園 案内図
安政年間に小池和兵衛氏によって拓かれた丘稜。松緑桜紅が枝を交え、能登の名山高洲山に対して袖ヶ浜や光浦を俯瞰し、はるか洋上には七ッ島を望む風光明美な公園です。大正2年には鳳至郡の忠魂碑が建てられ、郡内600余柱の英霊が祀られています。
この碑の下で拍手すると反響を起す仕組みになっていて、昭和9年に来遊した際、野口雨情が詠んだ「お手々鳴らせば鳳来山の鐘の鳳凰を共に鳴く」の歌が歌碑として残されています。その他、付近には松尾芭蕉や高浜虚子の句碑、九鬼成海の漢詩碑など建てられており、文学碑散策にも好評の場所です。
