7月16日(日) 剱地八幡神社大祭
神幸祭(しんこうさい)(神輿に乗った神様が、各家庭を回って幸福をもたらしてくださる意)ともいわれます。本祭りは、若者に担がれ町内を回り終わった神輿と、そのお供(キリコ、鉦・太鼓等)が午後10時頃に宮の前に帰ってきます。宮の前の乱舞から、神輿の屋根の上の鳳凰が抜かれて巡行が終わります。そして「獅子殺し」が宮の前で行われて祭りが終わります。
昔々、渡瀬地区のおさよという娘が、輪島の渡し船の船頭をしていた重蔵と恋仲となりました。彼が死んだと風の便りで知ったおさよは海に身を投げてしまいました。
おさよは同町の渡瀬の黒髪神社に、重蔵は輪島の重蔵神社に氏神として祀られており、年に一度愛し合った二人が再会するといわれるお祭りです。