平成30年3月8日、「輪島の海女漁の技術」が国の重要無形民俗文化財に指定されました。
輪島の海女漁は岩礁のある沿岸を主たる漁場とし、貝藻類等を対象に、息をこらえて潜水し、その身一つと簡易な道具によって、伝統的な採取活動を今日に伝えています。従事者数では全国で2番目(約200人)。技術の特色としては、身体能力に個々の差異はあるにせよ、様々な漁獲物の採取方法や自然環境の認知の仕方等、常に集団を基本に継承している点にあります。また、それらに伴う周辺習俗もよく残しており、我が国の海女漁を理解する上で重要と評価されました。
今後は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録を目指します!