奥津比め神社
大伴家持歌碑
舳倉島に鎮座する海士町の氏神の奥津比咩神社は延喜式内社です。近年までの一村挙げての舳倉島への季節移住もなくなった現在、この輪島の地にも氏神信仰の拠点が必要になったので、昭和50年(1975年)に鳳来山公園の一角に里宮として建立された神社です。
奈良時代に国守大伴家持公が能登を巡行された時、この地で詠まれたとも云い伝えられる万葉歌「沖つ島い行き渡りて潜(かづ)くちふ鰒珠(あわびだま)もが包みて遣(や)らむ」の歌碑が社前に建てられています。
また、同社所有の「千石船渡海船の模型と板図」「舳倉島の祭祀資料」は海士町自治会館に展示されています。
【所在地】輪島市鳳至町鳳至丁145-5
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